オフィスワークは、その種類ごとにさらに上のスキルを身につけ、上級の資格をとるチャンスがあります。

オフィスワークとは何か
オフィスワークとは何か

オフィスワークの種類と傾向

オフィスワークには、一般事務、営業事務、英文事務、経理事務、貿易事務などの種類があって、一番多いのは一般事務職です。一般事務に含まれる仕事の内容は多種多様で、その人のスキルの程度や経験によって、大幅に違いがあります。入社時に一般事務職に未経験の人でも、すぐに経験をつむことができますし、電話応対や接客のチャンスを通して対人マナーを学ぶことができます。女性の一般事務職は、半世紀前には、結婚前の行儀見習いや社会勉強の場を提供するとうような認識と習慣がまだ生きていた大企業もありました。

営業事務の場合は、営業活動に伴う業務にたずさわるので、正確度やタイムリーな処理をするスキルを求められます。数字を多く扱うチャンスが増えるので、経理の知識も身につきスケジューリングのスキルも上達します。オフィスワークは、この一般事務と営業事務とでほとんどを占めますが、共通するものはエクセルやワードなどの、オフィス系ソフトに強くなってコンピューターの扱いが上達することです。

他のオフィスワークのうち、英文事務は一般事務に英語のスキルが加わったもの、経理事務は会社の経営や財務にかかわる信用第一の事務、貿易事務は輸出入にかかわる事務で語学のスキルも要求されることが多くなります。これらは、個々に特殊な資格をとってさらに上級にいける可能性があります。